潰瘍性大腸炎
大腸の粘膜に炎症が起きて、びらん・潰瘍ができる病気です。原因は不明(ストレスなどの関与も関係があるとされているが良くわかっていません。)で慢性疾患です。下腹部痛や発熱、下痢、血便が主な症状です。
いったん症状が良くなっても、また再発することも多く完治は難しい病気です。診断には大腸カメラを施行します。特徴的な内視鏡所見があり、さらに組織検査で確定診断を行います。
潰瘍性大腸炎の患者様は、通常は軽症が多く(軽症例は内服加療で軽快します。)外来通院でコントロール良好なことが大半ですが、中には悪化し入院が必要なこともあります。