逆流性食道炎
胃酸などが胃から食道に逆流して、食道に炎症が発生する病気です。胃の中には胃酸がありますが、食道に逆流してしまうと食道の粘膜は胃の粘膜と違って、胃酸によってただれてしまいます。症状の進行により潰瘍ができてしまいます。
胸焼けや胸の痛み、酸っぱいものがゲップとともに上がってくる感じがあります。また、喉の違和感や咳の原因になることもあります。
胃カメラにて容易に診断可能です。また胃酸を抑える薬が良く効きます。
食道と胃のつなぎ目がゆるい方(食道裂孔ヘルニアといいます)は胃酸が逆流しやすく、食後2時間は横にならないように指導します。